少年野球を始めて何だかんだで3か月経ちました。少しずつ能力が向上してきたと思われるので、自主練習の内容を見直しをすることにしました。
子どもはすぐに飽きてしまうものですから、自主練習の習慣がついたことはとても素晴らしいことだと思います。
うちも夕方、一時間程ですが自主練習を続けています。
今回紹介する自主練習のメニューは一応、甲子園を目指して本気で野球をやっていた父の考えた自主練習のメニューなので、信頼できると思います。
うちの子も入団して半年で、あと一歩でレギュラー入りというところまできています。
壁当て(捕ってすぐ投げる)
壁当てをして補球と送球の練習です。
この練習では、補球の姿勢や球の握り替え、送球の速さを習得することを目標にしています。
壁当ては子ども一人で出来る自主練習なので、ありがたいです。
キャッチボール
野球はキャッチボールに始まってキャッチボールに終わるんだ。キャッチボールで野球のすべてが学べる!
本当は父とするのが一番なのですが、自主練習の時間の夕方にはまだ帰宅していない父に代わって母がキャッチボールの相手をしています。
少しでも球が捕れるようキャッチャーミットを購入し、息子の球にビビりまくりの母ですが、何とかキャッチボールに付き合っています。うまく球が捕れないことが多い母なので、後ろには壁が欠かせません。
息子の剛速球がすねに当たって、ボール型の青あざができました…
トスバッティング
「トスバッティング」とも「ティーバッティング」ともいうらしいです。
うちでは練習球を使っています。
バッターボックスに対して母は斜め前に座り、ボールを投げていきます。子どもはひたすら打ちます。
この練習ではボールとのタイミングを取れるようになったり、バッティングの練習になるそうです。子どもも比較的楽しんでできる練習です。
投げている方は少し恐いです。
バットで思いっきり打ったボールが母の顔に当たってしまい、いい歳して泣きました。
こんな思いしながら練習に付き合うの辛いわ…と思い検索すると電動のトスバッティング機械があるではないでしょうか!コレいいやん!と父に相談してみましたが、
チームのメンバーの中にもそれ使って練習してる子がいるけど、いまいち効果は見えないよ。それだけに頼っちゃだめだよ。
とのこと。
確かにピッチャーが投げるボールとは軌道が全く違うので仕方ないです。うちには置き場所もないので、断念しました。
母ピッチャーでバッティング
トスバッティングの弱点を補うために、母がピッチャーとして投げることにしました。子どもは引き続きバッティングです。
試合のときと同じ距離で投げるのがいいのですが、母の投球ではとてもじゃないけど届きません。なので10mくらいのところから投げています。
ストライクゾーンに入れるのって意外と難しい!デッドボールが多くて球を避けるのが上手になった息子に複雑な思いの母です。
母の球は遅いから打ちやすい!試合のときも相手ピッチャーの球を母の球だと思って打つようにしてるんだ!
素振り
トレーニングバットで左右30回ずつ、普通のバットで左右20回ずつの合計100回素振りをしています。筋肉の付き方を左右対称にするため、必ず左右することをおすすめします。
素振りは楽しくないので、子ども一人だけで練習させるとサボってしまうこと間違いなしです。
そのために母が自主練習に付き合っているのです!夜ご飯を作る忙しい時間を割いて!
最初は、バットを振りすぎて?筋力がないorフォームができてなくて、背中にバットが当たって痛がったり怒ったりしていましたが、徐々に改善していきました。
うちのチームの四番の子は、毎日800回素振りしているんだそうです。ただ振るんじゃなくて、球がきてると思って振るんだそうです。難しい!
走り込み
30m程の距離を5回ダッシュで往復します。
うちの子は「走るのが遅い=楽しくない=しんどい」の図式が成り立っているため、なかなか辛いようです。50m走10秒台と走るのが遅いので、盗塁を失敗することがよくあります。
あのゴロ、足が速かったらセーフで出塁できていたかもしれない!なんてことも多々あり。せっかくヒットを打っても代走になってしまうことも。
悔しい!悲しい!どげんかせんといけん!
まとめ
試合で勝たせてあげたい!活躍して欲しい!という気持ちもありますが、
母としては、こうやって影ながらコツコツ努力することで自分の力になることを知り、実績を積み重ねていくことで、息子に自信が持てるようになって欲しいのです。
正直なところ、それは野球じゃなくても構わないとも思っています。
今一番夢中になっているものが野球だから、応援しているだけなんだよ。そのためなら暑くても寒くても、日焼けしても、夕食の準備も放置で付き合います。
頑張れ!野球少年!