少年野球の競技人口は約11万人といわれており、ここ10年間で約3分の2に減少しているそうです。その理由は少子化もさることながら、共働き家庭の増加による野球離れ、スポ根への敬遠、指導者の減少など様々な要因があります。
そんな中で少年野球の世界へ飛び込んでみて、最初は大変でしたが、いざやり始めたらこんなかんじだったよ!というものをわかりやすいようにビフォーアフターで簡単にまとめてみました。
ネガティブ🙁
ビフォー:次の休み何しよっかな~♪
アフター:もう週末!?買い出ししとかなきゃ!!家族でどこかへお出かけなんて無理無理!
ビフォー:はっ!!もう10時じゃん!?寝すぎたわ~…
アフター:7時半集合!?学校ある日より早いよ!!
ビフォー:LINE?そういえば最近、家族と楽天からしか来てないわ。
アフター:仕事終わりにスマホチェックしたら、グループラインの通知100件越えでワロタ。
ビフォー:クラスの友達ともそれなりに仲良くできてるみたいだし、チームメイトとも仲良くできるやろ!野球という同じ競技をする仲間なんだから。
アフター:新しい世界に飛び込めば新しい人間関係があり、それと共にまた問題も起こるのね…。
ビフォー:自分より年下の野球歴が長くてうまい子もいるけど、学年だけでいえば年上だし、男の子だし、うまくやっていけるやろ!
アフター:入団した順番なのか実力主義なのか、年下にもバカにされてて見てるこっちが辛い。幼い子は内面が未熟なだけに時に残酷なり。
ビフォー:PTAの役員だけで手一杯…。
アフター:PTA、野球、子供会、自治会の役員。ひぃ~どれかはやらないと…。
ビフォー:子供の習い事にそんなにお金かけられないよ。
アフター:何かとお金かかるわ。今月も諭吉さんが飛んでいく…。
ビフォー:バットに4万円!?まじありえん!
アフター:道具は値段と効果が比例するものや!
ボジティブ🌝
ビフォー:うちの子、こんなに挨拶とかできないんだ!?てか、声ちっさ!!
アフター:おぉ!ちゃんとお礼言えるようになってる(T_T)
ビフォー:少年野球やる子の親って自分も野球大好きで、スポ根で教育熱心な人なんやろ?(←偏見)
アフター:みんな、悩みながら続けてるんや…子供の希望で渋々やってる家も少なくないのね…。練習頑張ってる子もえらいけど、親も本当にえらいわ!!
ビフォー:まじ痩せない。
アフター:土日は校庭に立ちっぱなしであまり食べないから痩せた!!
ビフォー:「学年違う子と仲良くできるかな?」
アフター:「年下の子はかわいいし、年上はお兄さんができたみたい!」
ビフォー:スポ少の母親ってボスとかその取り巻きがおって、牛耳っとるんやろ?派閥争いコワやコワや…。
アフター:あの人がボスだっ!!でもみんな気さくでいい人!みんな働いてるし、普段も忙しいから母親同士の関わりは最小限なのね。
ビフォー:持久走大会では後ろから数えた方が早いのよね。
アフター:うちの子が30番以内に入れるなんて(泣)
ビフォー:授業参観ではいつも一人。気楽だし、ぼっちでも全然平気だもん。
アフター:「久しぶり~!いやいや、日曜日も会ったよね(笑)」学生のノリ再び!
ビフォー: PTAの役員になった!みなさん初めまして!
アフター:やだ!あっちにもこっちにも知ってる人が!一緒に頑張ろうね!
ビフォー: 次の週末は雨だ!家でゆっくりしよう!
アフター:次の週末は雨だ!野球は休みだ!バッティングセンター行くぞ!
ビフォー:学校行事は自分の子だけを見たらさっさと帰る!
アフター:全学年に知ってる子いるから、学校行事楽しい!みんな可愛い!
おわりに
少年野球を始めると、いろいろと生活に変化があり大変なことはあります。
しかし一方で、子供の新たな一面を知ることができ、親自身の交友関係も広がります。何より思春期に突入する前の我が子と向き合える最後の機会なので、ここで親子関係を一度見直して、しっかりとしたものを築いておきたいという本音もあり、親子で少年野球に取り組んでいる次第です。